年発行の大変古い本です箱にスレ箱の小口に経年の紙質劣化が御座います本体の三方に経年の為軽度のヤケ有り薄く汚れのあるページ御座います枚目の画像参照年の経年に比して美品と存じます私 ご入金確認後、速やかに発送手続きを開始し、最短でのご注文を確実に発送させていただきます。
★1968年発行の大変古い本です。
★箱にスレ、箱の小口に経年の紙質劣化が御座います。
★本体の三方に経年の為、軽度のヤケ有り。
★薄く汚れのあるページ御座います。(9枚目の画像参照)
★54年の経年に比して、美品と存じます。
私の秘蔵本、幻のあかね本、第三弾です。「魔法をわすれたウィプララ」でも申しておりますが、対象が児童で、54年の経年品なのに、ビニカバも、本体も、ほぼ傷みなく綺麗な状態で残るのは奇跡的!
新品では御座いませんが、気持ちよくお読み頂ける状態と存じます。見開きは、殊にヤケの犠牲になる事が多いのですが、本書はとても綺麗です。
さて、物語の内容。この本をよく1968年当時、全集に加えたなあ、と改めて、あかね書房の企画力に脱帽です。
日本の子供向きの戦争ものは、当然の事ながら、日本を悪様には書きません。戦争自体を憎む、というスタンスで、民間人が被害者として描かれることが殆ど。仮に、日本軍についてリアルに描くとしたら、もっと年長の読者向きのものになるでしょう。
本作では、冒頭からいきなり、「1920年、日本軍は、祖父を機関車の窯にいれて焼き殺した。」(日露戦争)とか、「日本軍は策謀を用いて友好と、撤退を表明した次の日に、ハバロフスクを砲撃し始めた」など、はっきりと書かれています。真偽は兎も角、相手側はそう思っていたのです。
1968年と言えば、まだ、戦後23年です。従軍していた人も沢山存命であり、子供の頃、空襲で恐ろしい思いをした人も、バリバリ二十代。勿論、戦争ですから、双方の視点が違うのは当然の事。日本が悪として書かれた児童書に反感を持つであろう親世代にも、読んでほしいと思っていたのかも。
題名からして、さぞかし愉快な海洋冒険小説だろう、と思った私。良い意味で予想を裏切られた作品と言えます。公正なものの見方を学べる本とも言えます。
日本人に復讐をしようと、ゲルカ少年は考えていたのですが、少女すみこと友達になる事で、考えが変わっていきます。物語の終盤、子供達が遊ぶ砂浜に、日本軍が投げた手榴弾が数知れず埋まっているという下り、何とも言えない気持ちになりました。
長期個人保管の大変古い本です。状態は、どうぞ上記★書きと、画像よりご判断下さい。
古い本にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。
支払いが確認された後、商品ができるだけ早く到着するように、倉庫担当者がすぐに商品を梱包して発送できるように手配します。